嗚呼 あの子が落としたものを
どうして 拾ってあげなかったのだろう
ほんの少しの手間であったのに
心が急いていたために
黙って 通り過ぎてしまった
その私が 手に入れようとしたもの
それは 我が人生にとって
どれほどのものであっただろう
あの子が落としたものにくらべれば
今となっては 我が狭く 貧しい人生を
ただただ 悔いるばかりだ
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人は 服を着るように
己の信じるものを 身に纏い
この世に 生きている
己が己として 生きていくために
たとえそれが 得手勝手なものであっても
周囲に 調和することなく
不協和音となって
どうしようもなく
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たとえば頭で 高邁な思想を
文字にして 書き連ねること
自ら 人々と共に生き
喜びや悲しみを 分かち合うこと
どちらが 人生において
意義あることだろう
こうして生きている
命にとって
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