心のままに

詩とともに

嗚呼

 

  嗚呼 あの子が落としたものを

  どうして 拾ってあげなかったのだろう

  ほんの少しの手間であったのに

  心が急いていたために

  黙って 通り過ぎてしまった

  その私が 手に入れようとしたもの

  それは 我が人生にとって

  どれほどのものであっただろう

  あの子が落としたものにくらべれば

  今となっては 我が狭く 貧しい人生を

  ただただ 悔いるばかりだ

 

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  人は 服を着るように

  己の信じるものを 身に纏い

  この世に 生きている

  己が己として 生きていくために

  たとえそれが 得手勝手なものであっても

  周囲に 調和することなく

  不協和音となって

  どうしようもなく 

 

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  たとえば頭で 高邁な思想を

  文字にして 書き連ねること

  自ら 人々と共に生き

  喜びや悲しみを 分かち合うこと

  どちらが 人生において

  意義あることだろう

  こうして生きている

  命にとって

 

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